「顧客のあの一言、ちゃんと残しておきたかった…」
提案や報告の場で、重要なフィードバックを聞き逃してしまった経験はありませんか?
営業現場では、顧客との会話の中に、次の提案や改善のヒントが詰まっています。にもかかわらず、話すことに集中するあまり、肝心なコメントが記録できずに流れてしまう──これは多くの営業担当に共通する悩みです。
また、提案の精度を上げるために、事前に過去の商談録音を聞き返したり、顧客インタビューやPR動画の内容をテキスト化して分析することもあるでしょう。しかし、こうした作業に想像以上の時間がかかり、本来注力すべき準備や戦略立案の時間が削られてしまうケースもあります。
さらに、海外の顧客対応では、会議内容の翻訳や資料の整理に追われ、情報共有が遅れるという課題も。こうした周辺業務が積み重なり、営業の本質的な時間がじわじわと削られていきます。
実際、Salesforceの調査によると、営業担当が1週間で実際に商談に使える時間はわずか28%。記録や翻訳に追われる現場の構造が、営業成果を見えないところで圧迫しているのです。